久しぶりに映画『ホテル・ニューハンプシャー』を観ました。
原作の著者であるジョン・アーヴィング氏は自作の映画化作品をあまり評価していないと聞いたことがありますが、この映画は出演陣も豪華で、これがなかなかな作品であります。
いずれにしてもこの世界観はアーヴィングならではと、懐かしく思い、数年前に繰り返し読んだ『未亡人の一年』を手にとりました。
「泣かないでルース。ただのエディとママじゃない」
このセリフが登場しただけでおいおいと嗚咽しそうになってしまうほど好きな作品です。
物語を創る人、読んで育つ人、物語を生きる人、さまざまな登場人物がいびつな躍動感をみせます。こういう傷のつき方って、まさにアーヴィング節!という感じです。
人生を七転八倒しながら行き抜く。
いまを生きる多くの日本人に読んでもらいたい作品です。