未亡人の1年 ジョン・アーヴィング
今日は、ジョン・アーヴィングの、わりに地味な作品です。
いつも奇妙な人々がでてきますが、
今回も地味に奇妙な人々の日常の風景が印象的です。
丹念に描かれた細部が重石になって、
それほど長い描写でなくても、
しっかりと脳裏に焼き付いて離れません。
「泣かないでルース、ただのエディとママじゃない」
このセリフが好きで、忘れられません。
なんてことのない日常のなかで、
ふっと蘇ってしまう言葉です。
辛いとき、大人だって誰かに支えてもらう必要があります。
そんなときにこの言葉を思い浮かべれば、
泣くのをやめようと思えます。
ストーリーが面白いので、
どんどん読めちゃう小説。
特に後半のエディが笑えて楽しいです。
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