ボーンコレクター ジェフリー・ディーバー

2010年1月20日 13:13

この「ボーン・コレクター」から始まったリンカーン・ライムシリーズは、
現在「ソウル・コレクター」という最新作も発売されて、
お馴染みのメンツに出会える喜びを感じている人も多いのでは。

スーパーマン役で知られたクリストファー・リーブが、
落馬で脊椎損傷して四肢麻痺患者となりながらも、
勇気をもって治療やリハビリにあたったということはご存知の方もいると思います。
この小説の主人公である科学捜査の天才リンカーン・ライムも捜査の最中の事故で、
四肢麻痺となり、絶望の淵に立たされています。

主人公の状況の奇抜さ、事件や犯人像の特異さ、
ストーリー展開の巧みさ、登場人物の造形などなど、
面白い要素が盛りだくさんの小説です。
それでも、創作テクニックよりも何よりも、
魂のこもった作品であると思います。
「仏つくって魂入れず」っぽい作品の多いなか、
人々の生き続ける姿が勇気をくれる最高の作品です。

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