立証責任 スコット・トゥロー
もうミステリーの大家と言っても過言ではない、スコット・トゥローです。
「推定無罪」は映画にもなり、ハリソン・フォードら名優たちの共演でも話題になりました。
小説が素晴らしいので、それを損なわなかった珍しい映画として、私は高く評価してます。
「推定無罪」で被告の弁護をしたサンディ・スターンが、この「立証責任」の主役となっています。
映画ではラウル・ジュリアが演じていました。
素晴らしかったぁ。ラウル・ジュリア大好きなんです。
「蜘蛛女のキス」とは比べられないけど、どちらいいんですよねぇ。
映画を見て以来、
私のなかのサンディ・スターンはラウル・ジュリアになってしまっているので、
おのずと小説の内容にも深みが増してしまいます。
この小説はただのミステリーとか法廷ものとか法律ものとかとは違って、
生身の人間が主役だからです。
サンディの生き様や家族たち、法律家としての人生。
さまざまなものが絡み合う、その絡み具合が絶妙で、
読む人を唸らせます。ウム。
人生の残りを如何に生きるか?
これまでをふりかえり、
さらに、勇気を出して、前を向いて歩いて行く。
そんな勇敢なことができるか否か?
人の真価が問われるような気がしました。
そろそろ人生も後半戦かなぁ、
なんて感じてる人にオススメです。
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