陰翳礼讃 谷崎潤一郎
文豪とされる作家のなかでも、かなり好きなのが谷崎潤一郎です。
先日、浅田次郎の『見上げれば星は天に満ちて』で、
「秘密」という谷崎の短編を読みました。
いやぁ、なんでしょねぇ、あの雰囲気。
隠れ家のあの様子をそのままバーかなんかにしたいです。
そんな店に通いたいですぅ。
というわけで、この大文豪にはデザインの才があったとしか思えませんね。
『陰翳礼讃』のなかでもそのセンスの良さが光りまくってます。
タイトルだけをとっても、なんてカッコいいんでしょう。
トイレのこと、電灯のこと、女性の肌のこと、女性の着物のこと、
さまざまな事柄の見え方や見えない具合について、
細かく好きなように述べてあるのですが、
そのどれをとっても素敵なんですよね。
小説のなかで、
そういった個人的な趣味の世界を、思う存分、
つくりあげていく。
なんてすばらしい才能なんでしょう。
ホント、かっこいいよなぁ。
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