ドクター・ケイ・スカーペッタの活躍する人気シリーズの最新刊です。
シリーズ最初の「検視官」が出版されたのが1990年、リアルタイムで読んできているので、登場人物たちとも20年来の付き合いということになります。
我が人生と同じように、さまざまな紆余曲折を経て、登場人物たちも歳をとり、危機や事件を乗り越えています。
もうほとんど友達のような感覚でいるので、前刊のようにマリーノが無茶する場面などは読んでいても大変苦痛でした。
コーンウェルも随分ひねくれて意地悪になってるなぁと、作者を恨んだこともありました。
でも、結局、人生ってそんなもんだよね。
という境地に至った頃あいに出た最新刊だっただけに、ひとしおでした。
愛読するシリーズものを幾つも抱えている私ですが、レギュラー陣にここまでいろいろやらせるのって、このシリーズだけです。
書く方も辛かっただろうけれど、登場人物たちは、きちんと成長しているようですね。
よかった。