シェルタリング・スカイ ポール・ボウルズ

2009年7月 2日 13:20

今回はポール・ボウルズです。

最初は映画「シェルタリング・スカイ」を観て、そのあと小説を読みました。
なにしろ映画がカッコよかったもので。
ベルトルッチ最高。
あれ以来、ジョン・マルコビッチもしぶ~く好きです。

私が買った小説は、「天蓋の空」という邦題がついていて、
このなんとも素敵な響きがとても気に入りました。
行ったことないけど、タンジールの濃い青の空が目に浮かぶようです。

ポール・ボウルズの作品は「優雅な獲物」「遠い木霊」なんかも読んで、
かなり心地良いショックを味わいました。
高橋源一郎さんがクリスピーな文体と評していたのを読み、
原文で読んでもみました(意味を辿るのに必死でクリスピー感は味わえなかった)。
遠い遠い旅路の果ての、という風な景色が小説全体に漂っています。
物理的な遠さだけでなく、心と肉体との遠さ。

なんだかいろいろなことから遠ざかりたい、という人にオススメです。

奥さんのジェイン・ボウルズも好きで、
「2人の真面目なレイディ」には度肝を抜かれました。
まえにマリクレールにのってた詩にふかく感動したこともあります。
タイトル忘れてしまったけど、
鉄の椅子と老女がでてくるようなヤツでした。
読んだ当時はまだ若かったので、
いま読んだらもっと胸にくると思うのだけれど。
タ、タイトルがぁ・・・、思い出せません。

ご存じの方、誰かおせえてください。

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • Google Bookmarksに登録
  • はてなブックマークに登録
  • del.icio.usに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurl(バザール)に登録

関連記事

スカーペッタ パトリシア・コーンウェル
ドクター・ケイ・スカーペッタの活躍する人気シリーズの最新刊です。 シリーズ最初の...
ナショナル・ストーリー・プロジェクト ポール・オースター
ポール・オースターは大好きな作家です。 この人の脚本で作られた「スモーク」という...
シェルタリング・スカイ ポール・ボウルズ
今回はポール・ボウルズです。 最初は映画「シェルタリング・スカイ」を観て、そのあ...
世界の中心で愛を叫んだけもの ハーラン・エリスン
今回はしぶいSFです。 マニアではないのですが、 小学生の頃に『見えない友達34...