食品の迷信 芳川充
この本は知人にすすめられて読みました。
面白かったし、感動すらしてしまって、我ながら驚いています。
なぜに驚くほどかというとですね、
第一に、私の場合、人から勧められた本で面白いのって、滅多にない。
第二に、タイトルからしてなんだかイヤ(食品不信をあおるような内容かと思った)。
でも全く違うものでした。
1にも2にも、食わず嫌いはいけない、という良い教訓になりました、はい。
まず基本的にこの本の主題は、
一部の意識高き人々の間で声高に叫ばれている「食品の危険」ってホントかウソか?
といったところです。
作者は食品業界に20年いて、貿易などを行い(専門はウナギ)、
食品流通の実態を熟知しているとのことで、
さすがにいろいろな詳しい情報がでています。
で、
私の心にきたのはそういった情報より何より(それらも面白かったけど)も、
「食品」というものにかかわる全ての人や物に捧げる、
作者自身の感謝の念が伝わってきたことでした。
そういったハートある文章は、
こういった分野の本では珍しいと思うのです。
読後は私も、食べ物に対する感謝の思いを、
以前よりも意識するようになりました。
何よりも大切なことをあらためて教わった気がします。
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